2013年2月2日土曜日

映画のおまけにならないゲームを作ろうユークス上野尚澄氏が語る,ロボット・ファイティングゲーム「リア

。 :  それは微笑ましいですね(笑)。  ところで,ゲームにしか登場しないロボットは,ユークスが考えたものなんですか? 上野氏:  ゲームにしか登場しないロボットは,DarkBlood RMT,一部のものを除いてほとんど私がデザインしています。  実は,そういったオリジナルキャラクターの権利もDreamWorksが所有することになるため,チェック段階でのこだわりは凄かったですね。「このキャラクターはリアルスティールの世界観に合っていない,おもちゃのように見えてリアリティがない」みたいな指摘も,何度か受けました。ある意味,そこが一番たいへんだったかもしれません(苦笑)。  ネーミングに関しても悩みどころで,最初は自分で考えていたんですけど,どうしても日本人が考える名前になってしまうんですね。そこで,社内の翻訳スタッフに2人のアメリカ人がいるので,彼らに協力してもらって決めていきました。 :  モーションに関してはいかがでしょうか? 上野氏:  モーションは,実際に映画に使われたのと同じモーションデータを頂いていたので,映画と寸分変わらぬ動きの技もあります。それ以外の技に関しては,操作方法と同様に,スタッフ全員で意見を出し合いました。なので,気づいたらラリアットやタックル,果てはキックまで入ってまして(笑)。  「さすがにやり過ぎたかなぁ」と思いつつ,監督のショーン?レヴィにチェックしてもらったところ,意外にもすんなりOKが出ただけでなく,「ロボットがマーシャルアーツみたいな動きをしているのはカッコイイね。次回作ではこういうのも取り入れたいよ」といった意見もいただけたんです。これは嬉しかったですね。 攻略のポイントは技の相性にあり“自分だけの相棒”と共に戦え! :  ロボットを構成するパーツや,それを組み合わせたロボットが,arado rmt,DLCとして多数用意されていますが,こういった取り組みをするに至った思った理由をお聞かせください。 上野氏:  DLCをたくさん用意しようというのは,半分は弊社のプロデューサーなどゲームを売る側からの要望ですね。  ただ,そもそもがダウンロード配信のタイトルですから,DLCとの相性もそう悪くはないのかな? とは思っています。PlayStation 3判は11月にゲームバランスをマイルドにしたり,チュートリアルを追加したりしたアップデートも行いましたが,これもダウンロード配信で,購入した人は基本的にネットに繋いでいるからこそ,やりやすいことでもありますし
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