2013年4月4日木曜日

本日発売! “メタゲーム”部分の強化がナイス過ぎる,PSP用ロボットシム「カルネージハート エクサ」プ

。しかしチップを配置可能な領域(CPUの容量)はもちろん有限なため,スペースをやりくりするという,いわばパズル的な要素があったのだ。そしてこれが結構,頭を使う(もっと言えば“初心者殺し”であったとも思う)。実際過去のシリーズでは,この部分すらゲーム要素の一つと言えなくもなかったわけだが,本分からは逸れる内容には違いなかった。今作では,この点がうまく解消されているわけだ。 これぐらい容量の小さなCPUを使えば,“パズル要素”という意味が分かるはず。対戦大会などでは,省チップ大会としてチップ数を制限して戦うこともあって,それはそれで面白かったりする  そのほか,プレイヤーが手元のメモなどで管理していた情報をソフトウェア設計画面で管理できたり,これまでは一つ一つチップを開いて確認せざるを得なかった情報がチップの外観で分かるようになったりと,設計にかかる“無駄”な作業は,CH ポータブルのそれからさらに刈り取られた。プレイヤーは思う存分,設計に集中できることだろう。 これまでアルファベットで管理されていたカウンタ(数値を保存したり計算したりするRAMみたいなもの)は,名前を設定できるようになった。「開幕フラグに最終ミサイル発射時間に壁スイッチに……あれ? カウンタEってなんの数値だっけ?」となっていたプレイヤーも安心だ 細かい点だが,チップから出る→(矢印)にも変化がある。チップの動作モードが“完了まで思考停止”の場合は,矢印に途切れたような線が入る。いちいちチップの内容を確認しなくていいのだ  また,DQ10 RMT,ソフトウェア設計画面のメニューから即座に動作テストへ移れるようになったのは大きい。あらかじめ作ったOKEでチームを編成し,敵チームも編成してフォーメーションを作っておくなどの作業は必要だが,繰り返し作業の効率はかなり良い。本作の操作インタフェースは全体的に真っ当な(?)進化を遂げていると言えるだろう。 動作テストでは,フィールドやテスト時間,勝利条件などの細かな設定が可能。CH エクサでは新たに“ダメージ設定”が可能になっており,被弾転倒の有無や武器破損の有無などを設定できる。これは便利  ただ,当然トライ&エラーを繰り返す場合のメニュー操作は変更されているため,CH ポータブルのプレイヤーは“指が覚えている操作感”がしばらくは邪魔になりそうだ。このあたりは慣れるしかないだろう。 斜め移動も可能になった移動系チップ,ro rmt。「旋回ジャンプ」や「ジャンプ射撃」などはなくなり,それぞれチップの組み合わせで実現できるようになった
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